8月6日は『土用二の丑』『夏土用明け』、広島原爆忌、仙台七夕まつり、雨水の日、太陽熱発電の日、ハムの日、ハンサムの日、ハロースクエアの日、ヤムヤムズの日、World Wide Webの日、等の日です。

 
●『土用二の丑』『夏土用明け』
★土用(どよう)
土旺用事(どおうようじ)の略。 
土用というと夏を思い浮かべる方も多いと思いますが、土用は各季節にあります。
陰陽五行説で、春・夏・秋・冬をそれぞれ木・火・金・水とし、(余った?)土を各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を土用といいます。
次の季節へ移る前の調整期間といったところでしょうか。
一般的には立秋前の18日間の夏土用をさします。この期間を暑中と呼び、暑中見舞いを出す時期でもあります。
また、夏土用に入って3日目が晴れれば豊作、雨が降れば凶作といわれています。この豊凶占いのことを「土用三郎(どようさぶろう)」といいます。
2017年は
冬土用:1月17日~2月3日 (太陽黄径297度)
春土用:4月17日~5月4日 (太陽黄径27度)
夏土用:7月19日~8月6日 (太陽黄径117度)
秋土用:10月20日~11月6日 (太陽黄径207度)
最初の日を「土用入り」最後の日を「土用明け」といいます。
※上記の太陽黄径は入りの日のものです。
※入りの日によって18日間でない場合もあります。約18日間と解釈してください。
★土用の丑の日
夏の土用は、1年の中で最も暑さが厳しいとされる時期にあたるため、江戸時代にはこの期間の丑の日を「土用の丑の日」と重視し、柿の葉などの薬草を入れたお風呂に入ったり(丑湯)、お灸をすえたり(土用灸)すると夏バテや病気回復などに効き目があるとされていました。
年によっては、土用の期間に丑の日が2回訪れることもあります。この2回目の丑の日を「二の丑」といいます。
2017年は7月25日。二の丑は8月6日です。
この日に「う」のつくものを食べると病気にならないという言い伝えがありましたので「う」のつく食べ物=「うなぎ」として定着したのでしょう。
栄養たっぷりのうなぎを食べて、夏バテを吹き飛ばしましょ。

◆土用の虫干し・土用干し
夏土用の時期に、カビや虫の害から守るため、衣類や書物に風を通して陰干することを土用の虫干しといいます。
また、この期間は田んぼに水を入れず、土をひび割れ状態にします。これは雑菌の繁殖を抑える効果があり、根がしっかりと張るんだそうです。
梅干しの天日干しもこの時期です。
◆土用にしてはいけないこと
・土を犯してはいけない(土を掘り起こしてはいけない)。
土用の期間は、土を司る土公神(どくしん・どくじん)という神様が支配するといわれ、土を動かしてはいけないとされてきました。今でも、家などを建築する際、土を掘り起こしたりする基礎工事などは土用の期間をはずす方が多いようです。
土用は季節の変わり目ですから、農作業で体調を崩さないようにとの戒めもあると思われます。
・土を掘り起こす作業をしない。
夏土用
・暑中見舞いを出す。
・衣類や書物の虫干しをする。
・梅干しの天日干しをする。
・薬草などを入れたお風呂に入る。
・うなぎや梅干しなど「う」のついたものを食べる。

うなぎ、梅干し、瓜、うどんなど「う」のついた食べ物
土用の丑の日のうなぎは有名ですが、昔からこの日に「う」のつくものを食べると病気にならないといわれてきました。
例えば「梅干し」「瓜」「うどん」など。いずれも、食が細くなる夏に食べやすいものですね。このような言い伝えは先人たちのありがたいアドバイスともいえるわけです。
他にも「土用~」という食べ物があります。
土用餅 土用しじみ 土用卵

●『広島原爆忌・平和記念日・原爆死没者慰霊式』 :
1945(昭和20)年のこの日、午前8時15分に、米軍のB-29爆撃機「エノラ・ゲイ」により、世界初の原子爆弾「リトルボーイ」が広島に投下されました。
熱線と衝撃波によって一瞬のうちに市街は壊滅し、約14万人の死者を出し、その後、原爆症等で亡くなった人を含めると、犠牲者は25万人以上に上りました。
この歴史的悲劇から目をそむけないで、犠牲者の霊を慰め、世界平和を祈る為に、この日広島市では「平和記念日」として「原爆慰霊祭」が開催され、世界平和を祈念するアピール宣言がされます。
また、犠牲者の霊を慰める為の「燈籠流し」が行われます。

●『仙台七夕まつり』
仙台七夕は、古くは藩祖伊達政宗公の時代から続く伝統行事として受け継がれ、 今日では日本古来の星祭りの優雅さと飾りの豪華絢爛さを併せ持つお祭りとして全国に名を馳せております。
開催時間
[飾り付け時間]
8月6日(日)・8月7日(月)/10:00頃~22:00頃(予定)
8月8日(火)/10:00頃~21:00頃(予定)
[おまつり広場] ※勾当台公園市民広場
8月6日(日)~8月8日(火)/10:00~21:00(予定)
開催内容
[笹飾り]
仙台駅前から中央通り、一番町通りのアーケード街にかけて豪華絢爛な七夕飾りがご覧いただけます。 また周辺部商店街でも昔ながらの素朴な笹飾りがご覧いただけます。
[おまつり広場] ※勾当台公園市民広場
各種ステージイベントや、七夕の歴史を学べる展示、宮城のおいしい食材を集めた出店などを準備し、来場された皆様をおもてなし致します。
七つ飾り作成体験や、短冊記入コーナーなど、七夕ならではのお楽しみがいっぱいです。
星のステージ、七夕伝承館、織姫・彦星ひろば、踊りましょう通り、七夕食堂 etc
◆杜の都を彩る3,000本の巨大豪華吹流し
仙台七夕まつりは、仙台の目抜き通りをはじめ市内全域で、仙台七夕まつり伝統の「七つ飾り」に彩られた絢爛豪華な笹飾りが杜の都の夏を彩ります。
毎年1本の大竹に、新たに手作りされた笹飾りが、各地に大小合わせて約3,000本も掲げられ、その豪華さを競い合います。
仙台七夕まつりでは、7種類の七夕飾りが飾られ、そのひとつひとつに意味があります。
・短冊…学問や書の上達を願う。
・紙衣…病や災いの身代わり、または、裁縫の上達を願う。
・折鶴…長寿を願う。
・巾着…富貴と貯蓄、商売繁盛を願う。
・投網…豊漁を願う。
・くずかご…飾り付けを作るとき出た裁ち屑・紙屑を入れる。清潔と倹約を願う。
・吹き流し…織姫の織り糸を象徴する。
「吹き流し」が現在の飾りつけの中心となっていますが、他の6種類の飾りも、注意しながら歩いていると、いたるところで見ることができます。
平和のありがたさを実感しながら、美しい色とりどりの七夕飾りを心行くまでご覧ください。
◆お問い合わせ
仙台七夕まつり協賛会(事務局:仙台商工会議所)
〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町2-16-12
 
●『雨水の日(東京都墨田区)』 :
1994(平成6)年のこの日、墨田区で市民主体による世界初の「雨水利用国際会議」が開かれ、翌年の「雨水フェア」でこの日を記念日とする宣言がされました。
雨と共生する都市づくりへの決意を確認する日として「墨田区」が1995(平成7)年に制定。
墨田区役所・両国国技館・江戸東京博物館等区内の公共施設で雨水を有効利用しています。

●『太陽熱発電の日』 :
1981(昭和56)年のこの日、「サンシャイン計画」の実験施設である、香川県三豊郡仁尾町の電源開発「仁尾太陽熱試験発電所」で世界初の太陽熱による1000KWの発電に成功した記念日です。

●『ハムの日』 :
「ハ(8)ム(6)」の日。
「日本ハムソーセージ工業協同組合」が制定。

●『ハンサムの日』:
2008年11月公開の映画『ハンサム★スーツ』のPRのため、配給会社のアスミック・エースが制定。
「ハ(8)ンサム(6)」の語呂合せ。

●『ハロースクエアの日』 :
「ハ(8)ロー(6)」スクエアの日。
高速道路のパーキングエリア・サービスエリア「ハロースクエア」を管理する財団法人「ハイウェイ交流センター」が制定。

●『ヤムヤムズの日』 :
1989(平成元)年にアメリカの「ホールマーク社」で生まれたキャラクター「yumyums(ヤムヤムズ)」が2014(平成26)年で誕生から25周年を迎える事を記念して、「ヤムヤムズ」の魅力を日本でより広く知ってもらう事を目的に、グリーティングカード関連商品の企画、製造、販売などを手がける会社が制定。
日付は、8と6で「ヤ(8)ム(6)」と読む語呂合わせからです。

●『World Wide Webの日(World Wide Web day)』 :
計算幾何学者の「ティム・バーナーズ=リー」がハイパーテキストシステムの一つとしてWorld Wide Web(WWW)プロジェクトの要約をニュースグループalt.hypertextに公開した1991(平成3)年のこの日をWWWのインターネットデビューの日と捉えた記念日です。
※WWWは、ネットワークに参加する多数の者の間で効率的に情報を共有、交換するためのシステムとしてバーナーズ=リーなどが開発した「ENQUIRE」というシステムを発展させたもので、バーナーズ=リーはWWWに必要となるツール群を1990(平成2)年のクリスマス休暇中に作成しWWWシステムを構築したと言います。

☆彡毎月6日は、
●『手巻きロールケーキの日』 :
ふんわり、しっとりの食感を壊さないようにやさしく手で巻き上げたロールケーキを全国のスーパーやコンビニ等で販売している会社が、「手巻きロールケーキ」の美味しさを多くの人に知ってもらうのが目的で制定。
日付は「手巻きロールケーキ」の断面が数字の6に見える事と、ロールケーキの「ロ」=「6」の語呂合わせから、毎月6日を記念日としました。

●『メロンの日』 :
全国のメロン産地の自治体が参加し、茨城県鉾田市で開催された「全国メロンサミットinほこた」を主催した「第2回全国メロンサミットinほこた開催実行委員会」が制定。
「メロン」の美味しさを多くの人に知らせて消費の拡大を図るのが目的です。
日付は、6月が全国的にみてメロンの出荷量がいちばん多い時期であり、6という数字がメロンの形に似ていることから毎月6日です。
各産地ごとに、ふさわしい月の6日にアピール活動が行われます。
☆彡立秋の前日の節分
●『巻寿司の日』 
季節の始まりを表す立春、立夏、立秋、立冬の前日の節分。まさに季節を分けるその日に巻寿司を丸かぶりすると幸福が訪れるといわれていることから、巻寿司の材料となる玉子焼、味付干瓢などを製造販売する広島県広島市に本社を置く「株式会社あじかん」が制定。
 
☆彡8月6日の誕生花:
凌霄花[のうぜんかずら,しょうりょうか] Trumpet Flower 花言葉:名誉 名声、栄光
トレニア(夏菫[なつすみれ]) Torenia 花言葉:閃き「温和・可憐」
アサガオ(朝顔) はかない恋、愛情の絆、平静 結束 短い愛 明日もさわやかに
サルビア 燃える思い、知恵、家族愛
ヒャクニチソウ(百日草) 友への思い、遠くの友を思う
フウセンカズラ(風船葛)・Balloon Vine 花言葉は「御身と飛行しよう・多忙」です。
☆彡8月 葉月(はづき)の暦・記念日 
6日 土用二の丑 夏土用明け
7日 立秋
11日 山の日 祝日
15日 お盆(月遅れ)
23日 処暑